【完】【短編集】先生、"好き"を消せません…


「俺だって…梨奈のことずっと…」

「俺はその前から好きだったからな」





もしかして鈴木は本当に私のこと…?





「私、センセーのことが好きなんだ。
だから、その…」

「…あんなおじさんで良いのか?」





鈴木の一言でまた康介の目の色が変わってる。





「年齢なんて気にしないよ。
私は私でセンセーはセンセーなんだもん」

「…わかった。
でも、俺は諦めないから!」





そのままばっと走り去ってしまって、急に取り残された感じが…





「あいつ、俺を2回もおじさん呼ばわりしたな…!」





康介はとりあえずそこが気になるんですね。

あれだけ張り合えるのなら"おじさん"ではないと思うけど。



それにしても嵐のように突然やってきて突然いなくなったな…

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