これは恋ではありません
美琴が机を動かすことに必死になって



足元がふらつき



こけ……




そうになったのを空が受け止めた。




「あ…。」



思わず声が出てしまった。



傍から見ると、空が美琴を後ろから抱きしめてるように見える。




ズキズキする。



私は無意識に胸を抑えていた。
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