これは恋ではありません
いつも穏やかな陸とは思えないほどの
激しい口調で言う。
「薫は、自分の気持ちに正直にならなすぎなんだ。なんで相手を想う気持ちがいけないと思うんだ。恋でいいじゃないか!空に薫は恋をしてるじゃないか!なんで違うと思うんだよ……。見てるこっちがおかしくなる。」
あぁ…こんなに陸は悩んでくれたんだ。
「ごめんね、陸。ごめん、私は大丈夫だから。ほんとに。」
「大丈夫!?どこが…どこが大丈夫なんだよ。」
掠れた声で陸は言った。
「僕が耐えられなくなって教室を出て薫と美琴と空の3人にしちゃったのが間違いだった。戻ってこなかったらもっと薫は傷ついてたよね。だって、空は何も気づいてないんだもん!!」
「ありがとう陸。もう大丈夫、教室帰ろ?」
そう言って陸に背を向け屋上のドアに手をかけた。
えっ。
激しい口調で言う。
「薫は、自分の気持ちに正直にならなすぎなんだ。なんで相手を想う気持ちがいけないと思うんだ。恋でいいじゃないか!空に薫は恋をしてるじゃないか!なんで違うと思うんだよ……。見てるこっちがおかしくなる。」
あぁ…こんなに陸は悩んでくれたんだ。
「ごめんね、陸。ごめん、私は大丈夫だから。ほんとに。」
「大丈夫!?どこが…どこが大丈夫なんだよ。」
掠れた声で陸は言った。
「僕が耐えられなくなって教室を出て薫と美琴と空の3人にしちゃったのが間違いだった。戻ってこなかったらもっと薫は傷ついてたよね。だって、空は何も気づいてないんだもん!!」
「ありがとう陸。もう大丈夫、教室帰ろ?」
そう言って陸に背を向け屋上のドアに手をかけた。
えっ。