これは恋ではありません
「...み、美琴。とりあえず、わかったから今日の話し合いは終わりにさせて。」




「また泣くんだね。それでまた陸くんとかひーくんに相談するんでしょ?まぁいいけど。どうぞご自由に。」




いつもの笑顔でそして声で私にそう言った。




「...そんなことするつもりなんてない。」





「そっか。じゃあ、ばいばい。」




やっとこの空気から開放されると思って、少しほっとした。




ドアを開けて美琴は最後に、言った。
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