これは恋ではありません
ある日は
「好きなお話はある?」
と彼女が聞いて
「人魚姫が好き」
と私が答える。
「可愛らしい答えだね」
とクスクス笑いながら答える彼女に
「人魚姫が王子を想いながら、泡になっていくシーンが1番好きよ。」
と少しムッとして答えると
「相手を想いながら、って言っても王子はきっと姫の想いには気づいていなかったんだから、その行動は一方通行だよね。」
なんて私への言葉かと思うようなことを言った。
また、ある日は
「なにか怒ってるの?」
と彼女が聞いてきて
「うん。」
と答えると
「じゃあ、怒りが治まってから話そう。」
と言って、バイオリンを弾き始めてしまったりする。
つまり、何が言いたいかと言うと
彼女は少し変わっていて
でも、鋭い人だったってこと。
「好きなお話はある?」
と彼女が聞いて
「人魚姫が好き」
と私が答える。
「可愛らしい答えだね」
とクスクス笑いながら答える彼女に
「人魚姫が王子を想いながら、泡になっていくシーンが1番好きよ。」
と少しムッとして答えると
「相手を想いながら、って言っても王子はきっと姫の想いには気づいていなかったんだから、その行動は一方通行だよね。」
なんて私への言葉かと思うようなことを言った。
また、ある日は
「なにか怒ってるの?」
と彼女が聞いてきて
「うん。」
と答えると
「じゃあ、怒りが治まってから話そう。」
と言って、バイオリンを弾き始めてしまったりする。
つまり、何が言いたいかと言うと
彼女は少し変わっていて
でも、鋭い人だったってこと。