君はいつも、心の中に。
溢れた想い
幸「ねぇ叶、僕、叶に会えて本当に嬉しかった。」
何分たったか分からない。
久しぶりに感じる沈黙を破ったのは、幸の幸せそうな声だった。
『え……?』
幸「僕、本当は諦めてたんだ。
誰とも友達になったことがない、ほとんど誰とも顔を合わせたことがない僕は、ずっと溜息を漏らす毎日だった。
ありきたりな毎日。
読書をするしかない毎日。
飽き飽きしてた。
でもそんな時、叶に出会った。」
語り出すように、幸は呟き始めた。
幸「はじめは不安だった。けど、すぐに打ち解けられて。叶とすごく気があった。
溜息なんて漏らさなくなって、明日に希望が見えて。楽しみだって、明日が楽しみだって思えるようになったんだ。
叶は、僕にとってかけがえのない子だよ。出会ってくれてありがとう。」
凄く、嬉しかった。
『っ……!…わ、私もっ、同じなの…。
こちらこそ、私に出会ってくれてありがとう。
モノクロだった世界から、
カラフルな世界に抜け出すことが出来た。
凄く、凄く幸せだよ。』
嬉しくて、嬉しくて、1粒、涙がこぼれた。
何分たったか分からない。
久しぶりに感じる沈黙を破ったのは、幸の幸せそうな声だった。
『え……?』
幸「僕、本当は諦めてたんだ。
誰とも友達になったことがない、ほとんど誰とも顔を合わせたことがない僕は、ずっと溜息を漏らす毎日だった。
ありきたりな毎日。
読書をするしかない毎日。
飽き飽きしてた。
でもそんな時、叶に出会った。」
語り出すように、幸は呟き始めた。
幸「はじめは不安だった。けど、すぐに打ち解けられて。叶とすごく気があった。
溜息なんて漏らさなくなって、明日に希望が見えて。楽しみだって、明日が楽しみだって思えるようになったんだ。
叶は、僕にとってかけがえのない子だよ。出会ってくれてありがとう。」
凄く、嬉しかった。
『っ……!…わ、私もっ、同じなの…。
こちらこそ、私に出会ってくれてありがとう。
モノクロだった世界から、
カラフルな世界に抜け出すことが出来た。
凄く、凄く幸せだよ。』
嬉しくて、嬉しくて、1粒、涙がこぼれた。