君はいつも、心の中に。
君のいない世界
『ん……。』
朝、いつものように起きると、昨日まであったはずの温かみが
なかった。
『え……?』
シャッ!!
カーテンを開けると、昨日まであったはずのベッドが無くなっていた。
その代わり、私の机に、1通の手紙と、幸が毎日難しそうに読んでいた本、私にくれた本のいい所が書かれた用紙があった。
状況が読み込めず手紙をあけると、次のように書かれていた。