小さな奇跡。
凛side



ライブも終盤になりいよいよ

最後の挨拶…







「皆さん!楽しかったですか?」




『ィェーィ!』



「ありがとうございます。
こんな未熟者なあたしがこのメンバーに入っちゃってまずすみません…。

まさかあたしが最後の挨拶で暴露する前に暴露されちゃったんですが…隼人くんと付き合ってます…あの…普段隼人って呼んでるんで…そー呼ばせてもらいます…
あたし昔事故にあったことがあって…小さい頃の記憶なかったんです…今は思い出したんですけど…だから昔隼人くんにあったことあるなんて知りませんでした…あたしの記憶の中で初めてあったのはライブとドラマのとき…あの時初めてのドラマで憧れの隼人目の前にしてテンパっちゃって…どーしていいかわかんなくて悩んでたら過呼吸担っちゃって…そんな時助けてくれたのは隼人でした…

あたしの目の前に座り大丈夫…大丈夫って言ってくれて…1人で悩んでてもなんも始まらない…1人で悩んでたあたしにそー言ってくれました…あの時のその一言がなければあたしは今ここにいません…その言葉で頑張ってこれた…人に相談することを教えてくれた…感謝してもしきれないです…



あのね…。
みんなに認めてもらおう!なんて思ってません!だって世界中の人が認めてくれるわけない…一人ひとり個性があるように好き嫌いも様々…だから認めてくれなんて言いません。ただ隼人のことは嫌いにならないでください…あたしは隼人がデビューする前からファンでした…同じ人がこの会場にもいると思います!みんななら知ってるはず…だからファンをやめるやんて言わないであげてください…わがままですみません…そして…これからもDream Smileをよろしくお願いします!」




< 121 / 126 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop