JUSTICE is DEAD
ー懲罰タイム 04ー
「ぐぁあああああ」
刺された痛みに耐えられず絶叫する男を見ながらウサギマスクは肩を震わせ笑う。
パンダマスクは溜め息を出した。
「こいつマジでバカ」
「バカは死ぬまで治らないっていうよね」
男は痛みと恐怖でブルブル震えた。
「な、なんで…なんでこんなことを…俺が何をしたっていうんだ…」
「…思い出させてあげようか?」
「え…?」
ウサギマスクは自分の足元に置いてあった大きいハンマーを手にすると、ズルズル引きずりながら男に歩み寄る。
「あっ、や、やめろ…!来るな…!やめてくれ…!頼むからっ…や、やめてくれ…!」
「お前の体はお前のやったことを覚えてると思うよ~」
「来るなあ!」
ドスンッ!
ウサギマスクは男の右手をハンマーで潰した。
「ぐぎゃあぁああああ」
「いつも電車で痴漢をしてる手はこの手かな?それとも――」
ウサギマスクは血のついたハンマーを持ち上げ、男の左手へと振り落とす。
ドスンッ!
「ぎゃあああぁああ」
「こっちの手?」
ウサギマスクは笑いを含んで言った。