愛を乞う

社長は
「わかりました。では、いつから働けますか?」
と聞いてきた。
「ありがとうございます!今のアルバイトをやめなければいけないので、2.3日時間をいただけると嬉しいです。」
と答えた。
「では、今日は木曜日なので、週明けからでも大丈夫ですか?」と聞かれたので、大丈夫と笑顔で答えた。
「お給料ですが、お客様からは最低、50万円のお支払いをいただきます。三割をうちが手数料としていただいた残りの7割りが雪さんのお給料となります。もし、万が一、お客様に損害を与えるような、例えば、お皿を割るなどですが、そのようなときに雪さんに負担とならないように保険に入っていただきます。保険料はうちが負担しますが、サインをいただけますか?」
と言われ、「もちろんです!そんなにいただけるのですか?私は負担しなくてもいいのですか?」と伺うと
「はい。全額会社負担ですので、ご心配なく。お給料は労働の対価です。楽な仕事ではありませんよ?」と微笑まれた。
その後、色んな書類にサインをして、就職の手続きが終わった。

帰宅して、奈緒に早速報告したら、とても喜んでくれた。
来週から、頑張ろ!
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