世界一愛して

その次の日から彼女は毎日のようにやってきた

「おはよ！今日もいい天気だね！」

「はぁ」

ほとんど返事といっていいのかという返事をしているのは彼女を遠ざけるため

驚くほど冷めた態度だ

「もぉー！そんな返事してるから友達できないんだぞ！」

「確かに友達は居ないけどそんな態度をとるのは君だけだ」

「もしかして、私嫌われてる？」

「君が僕に話しかけられる理由が分からないな」

「興味があるからよ」

嬉しそうに彼女がいう

「残念ながら僕は君に興味ないな」

「相変わらずつれないなぁ」

そう言いながらも彼女は楽しそうだ