不器用な悪女3

「お待たせ」






ベンチで座っていた私に2本持っていた中の片方を渡す。





パッケージを見るとオレンジジュース。






「わっありがとうございます!私、オレンジジュース大好きなんですよね」






オレンジジュースが好きな私はそれだけで嬉しくなり満面の笑顔でお礼を言った。







「知ってるよ。ずっと見てたから。」






「...え?」












お礼を言うと思わぬ返事が返ってきた。







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