溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
「こんなことをさせるつもりじゃなかったんだけど……」
「大丈夫です。得意分野ですから」
私が返すと、大成さんは「そうだな」と微笑み、冷蔵庫を開けた。
「なにか飲む? コーヒーか紅茶か、ビールか……」
彼は喉が渇いているのか、ミネラルウォーターのペットボトルを開けながら聞いてくれる。
「あっ、紅茶をいただければ……。私やりますよ?」
カップを洗い終え手を拭いたあとそう言った。
「それじゃ、お願い。ティパックでいい? 俺はビールにしようかな」
「いえ、大成さんも紅茶です」
「は?」
再び冷蔵庫を開けようとしていた彼の手を止める。
「飲みすぎです」
「あー、その通りでございます」
彼がわざとらしくしょげてみせるので、おかしくて白い歯がこぼれる。
そんな彼の横でティーバッグの紅茶を入れ始めた。
「なにしてるんだ?」
ソーサーでカップに蓋をすると、彼が首をひねっている。
「大丈夫です。得意分野ですから」
私が返すと、大成さんは「そうだな」と微笑み、冷蔵庫を開けた。
「なにか飲む? コーヒーか紅茶か、ビールか……」
彼は喉が渇いているのか、ミネラルウォーターのペットボトルを開けながら聞いてくれる。
「あっ、紅茶をいただければ……。私やりますよ?」
カップを洗い終え手を拭いたあとそう言った。
「それじゃ、お願い。ティパックでいい? 俺はビールにしようかな」
「いえ、大成さんも紅茶です」
「は?」
再び冷蔵庫を開けようとしていた彼の手を止める。
「飲みすぎです」
「あー、その通りでございます」
彼がわざとらしくしょげてみせるので、おかしくて白い歯がこぼれる。
そんな彼の横でティーバッグの紅茶を入れ始めた。
「なにしてるんだ?」
ソーサーでカップに蓋をすると、彼が首をひねっている。