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10月20日 雨のち曇り
・10月20日・
今日はいよいよ娘が帰ってくる日。朝、先に起きたダンナのベッドの場所へもぐりこんできた息子に聞いてみた。
「今日はあんたのねーちゃんが帰ってくるよ。どうやった、いなかった間?」
うーんとしばらく悩んでから、息子は言いました。
「僕、〇〇ちゃんが(姉を常にちゃん付けのあだ名で呼んでいる)恨めしかった・・・」
!??
母は思わずガン見したよね、隣で横たわる息子を。
恨めしい!?ってあんた、あの子に何をされたんだー!
「え?ぶーちゃん(息子のことを私はこう呼ぶのです)、あの子に何か怒ってたん!?恨めしいとはビックリやわ~!」
私がそう言うと息子はあれ?という顔をして、あ、間違えた、と言ったので、恨めしいではなくて羨ましいか?と思って聞くと、それではないというんです。
「うーんと・・・ほら・・・〇〇ちゃんいなくて寂しかってん」
「あ、恋しいってこと?」
「ああそれそれ」
恋しいと恨めしいでは天と地ほどの違いがあるぞ、息子よ。
ダンナと話していたんですが、私はこの5日間、非常に精神的に安定し、穏やかでした。それって娘がいなかったからだよね、と。かしましい娘が一人いると、よく弟にイライラして怒る娘にイライラし、ちょっとのことで笑い転げる娘に影響されて笑います。だからこの5日間、私ったら一度も怒ってないんです!!!
それって凄いぞ、私の日々の喜怒哀楽は間違いなく11歳の少女が作り出しているのだと知ったのです。
怒らないから疲れず、イライラもせず、穏やかでした。ただし、笑いもなかったけど。穏やかなメンズに囲まれていると凪の海のようだったわ・・・たまにはいいわね、静かで穏やか・・・私の日常が。まあビックリ。