何度だって、君に好きと伝えよう。
なんてことしてくれたのよ、愛叶…!

しかも、バスの座席は隣との距離が近いんだよ〜!



昨日の夜、寝不足でバスの中で寝ようと思ってたのに…。







「寝れば?」

「え?」

「眠そうな顔してる。昨日、寝れてないんだろ?」




まっすぐ前を見たまま、私にそう問いかける。





「うん…なんかワクワクしちゃって。」

「ふっ(笑)子どもかよ。」





…あ。笑った。

その笑顔につられて私もつい、笑ってしまう。
< 30 / 210 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop