あたしはモデル。【完】


「え?なんで…?」



「せっかく、桜と会ってんだから。

メシ出来た。食おうぜ」



「あ…うん」




私と会ってるから学校を休む?


一体なんで…





――――――――
――――――





「すっごい、美味しかった…」



「どういたしまして」



照れたように、拓夢は笑った。


卵焼き、ひさしぶりに食べた。

私は、砂糖が入っていない卵焼きが好きだ。

拓夢が作ってくれた卵焼きは、まさに私の好みの味。



おまけに、お味噌汁、ごはん、サラダまであった。




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