あたしはモデル。【完】


拓夢が作ってくれたご飯は、本当に美味しかった。



「すごいね。なんでも出来るんだ」




「…そんなことねぇよ。

モデルだって、俳優だって中途半端だ」



「え?そんなことないよ!今、世間で騒がれている大人気モデル兼俳優だよ?」



「ありがとう


桜にそう言われると、すげー嬉しい」


また、拓夢は嬉しそうに笑う



「…っ」



なぜか、私の顔は火照ったように暑かった。




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