あたしはモデル。【完】
「マネージャーがいないと、日程とか決めづらいんだよね…
早くマネージャー見つからないかな」
マネージャーがいないだけで、ここまで困るとは…
山田さんが辞めてまだ1週間も経ってないのに、私は本当に困っていた。
「まぁ、すぐ手配するように親父に言っとくわ」
「叔父さんにっ!?い、いいよ!ゆっくりで大丈夫!」
「まぁ気にすんな。」
そう言って笑うヒロトは、実は私の予定などをマネージャーの代わりに決めてくれていたりする。
だがヒロトも本業はカメラマンのため、マネージャーと両立するのは難しい。
…ごめんね、ヒロト。
もう誰にも迷惑はかけたくないな