冷たい彼氏を妬かせる方法
もぅ、どうにでもなれ。

「おい。華に何してんの?」

声の主は私の好きな人だ。

笑ってるけど、明らかに目が笑っていない。

「何って……。
ただ、遊ぼうと思って。」

「遊び??どこ行くの??
俺も連れてってよ!!!!」

[ボキっ]

とても鈍い音を立てて、
男の人が横たわった。
それを見ていた人は、
逃げて行った。

「あ、あの、ありがと康太」

私は一言かけた。

「ねぇ、どういうつもり?
迷惑なんだけど、時間と労力の。」

はぁ、どうして、いつも
そういうこと言うかな……。
もぅ、嫌なんだけど。。。

「あ、ごめんね。
じゃ、私帰るから……
ありがと。   」
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