あなたを愛しています
Side蓮
「検査どうでした?先生。」
潤が愛咲の検査結果を聞いてきた。
あの後眠ってしまった愛咲を病室に戻し、医局に戻って結果をカルテに記入していた。
「前回より少し悪くなってるな…。前はレベル4を入れてからもう少し発作までに時間があったが、今回は3の段階から軽い発作が起きてた。心臓のこともあるし、まだ退院は遠そうだな...。」
「そうですか...。愛咲ちゃんなりに頑張ってるんですけどね...。」
思わず雰囲気も暗くなってしまう。
「俺達が弱気になってたら愛咲も不安になるだろ!悪くなってたっていっても急激に悪くなってるわけじゃないし、要経過観察だ。」
「そうっすよね。俺達が弱気じゃダメっすよね。」
潤も笑顔でそう答えた。
「じゃあ、俺まだ別の仕事あるので戻りますね。」
「あぁ。」
そういって潤を見送ると、俺はパソコンの画面とにらめっこした。
(良くなって欲しいな...。)
この気持ちは"医者として"なのか"好きな相手として"なのか...いや多分その両方だろう。
「検査どうでした?先生。」
潤が愛咲の検査結果を聞いてきた。
あの後眠ってしまった愛咲を病室に戻し、医局に戻って結果をカルテに記入していた。
「前回より少し悪くなってるな…。前はレベル4を入れてからもう少し発作までに時間があったが、今回は3の段階から軽い発作が起きてた。心臓のこともあるし、まだ退院は遠そうだな...。」
「そうですか...。愛咲ちゃんなりに頑張ってるんですけどね...。」
思わず雰囲気も暗くなってしまう。
「俺達が弱気になってたら愛咲も不安になるだろ!悪くなってたっていっても急激に悪くなってるわけじゃないし、要経過観察だ。」
「そうっすよね。俺達が弱気じゃダメっすよね。」
潤も笑顔でそう答えた。
「じゃあ、俺まだ別の仕事あるので戻りますね。」
「あぁ。」
そういって潤を見送ると、俺はパソコンの画面とにらめっこした。
(良くなって欲しいな...。)
この気持ちは"医者として"なのか"好きな相手として"なのか...いや多分その両方だろう。