あの恋、この恋
「ねえ裕仁っ★私のことすき?」

ひょっこりと悠里は裕仁に近づいた。

「え?ああ、スキだよ」

「ほんと・・?」
「ああ」

裕仁はにっこり笑った。

キュン・・・・。

胸がドキドキする悠里は深呼吸した。

「すうぅ~はあぁ~・・・」

「・・?」

覚悟を決めて、ぐっと顔を上にむけた悠里はしゃべりはじめた。

「ねえ裕仁・・私ね」


「あれー?裕仁さんっ」

後ろから、美声がした。
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