あの恋、この恋
「ここです」

南が案内した店は、おしゃれなカフェに近いレストランだった。

「かわいい店だね」

みんなは席に着くとメニューを開いた。

席の場所は

■ □
テーブル
○ ●

■→哉斗
□→龍
○→悠里
●→南


という感じで、

南は隣になれなかった。


「・・・・・」
そんな南をみた悠里は。


「ねえ!龍!南がここの席寒いってさ!龍かわってあげて」
「え、いーよ?」

南の目は点になった。
悠里はくちぱくで、


『隣だよ!』

そう言った。

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