あの恋、この恋
南はおもいっきり笑うと、

席を移動した。

「あれ?ここ、あんまし寒くないよ、むしろそっちの方が寒くね?」

龍が言った。

「そお・・・だネ」
南はしたを向いた。

「お前、寒がりだな」

そう言うと、哉斗は、上着を南にかけた。

「!!!!」


「あ、ありがとおっ・・・」

南は、てれてれ言った。
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