あの恋、この恋
「・・・?」
哉斗は不思議そうな顔をすると、メニューに目を戻した。

(いい感じじゃん)

悠里はそう思いながら、コップの水をふくんだ。

「じゃ、私、カルボナーラ」
「俺はねえ、ハンバーグとかいいかなあ♪」
「・・・・コロッケセット」
「私は・・・カレーで」

注文をして、話をしている間に食事がきて、みんなは
黙って食べ始めた。
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