あの恋、この恋
(南は本気だ)

悠里は感じた。

南の気持ちを――・・・・。

「なんだー?みょうに仲良くね?」

龍が口をとがらせる。
「・・・だねー」


どんどんアトラクションを回ったときだった。

「私・・これのっていいかな?」

南は、大きなジェットコースターを指した。

「あー、私パス。下で待ってるね」
悠里はベンチに座った。

「俺乗るーっ、哉斗はぁ??」

「俺もパス。待ってるから」
(小学生が・・・)

「いってくるね」

南たちが手を振る・・・

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