暴走族と少女の秘密

屋上で

〈琉菜side〉
サボると言ったものの、どこに行こうか。
‥‥‥あっ屋上!あそこ行こ!
よし!そうと決まればさっそくレッツゴー!
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[‥‥‥どうしよ]
えー、只今屋上の扉の前です。
お決まりのように扉を壊す!と、いうことはあまりしたくないので、一度ダメもとで開けてみようかと。
‥‥‥‥‥スーーー。っでは、行きます!
ガチャ 空いてた!
[‥‥んっ。まぶしっ]
空は、雲一つない快晴だった。
右手を空にかざせば、薬指には、シンプルな指輪があった。
この指輪は、中二の誕生日に、大切な人から貰った物。
だから、はだ見放さずずっと持ってるの。
ツーーーーー
[翔(かける)くん]
私は、涙を流しながらあの人の名を呼ぶ。
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