優しい上司の裏の顔!?
そんな私を見て、聖さんは不思議そうな顔をしていた。
「昔、紫苑に説教したことあって
罰として12時間正座させて放置したんです。
しかも押し入れに閉じ込めて」
本当は1時間で出すつもりだったんだけど、忘れていて時計一回り放置してしまった。
もちろんお互いの親は心配して、警察だーって騒ぎ始めて思い出した。
お父さんに怒られたのは言うまでもなく…
「おまっ!!俺より、やり過ぎなんじゃ…」
「んー…でも、まぁ!昔の話しです」
「いや、昔の話しと言っても遠塚の顔色まじで真っ青だったけど」
「ハハ、今度謝りますよちゃんと」
そういえば、その件について紫苑に謝ってなかったなぁー。
こうして、私たちの危機は回避された…?
この後もまだ、色々危機があるのは
今はまだ、2人は知らない。