優しい上司の裏の顔!?
14.昔の記憶
智美side。
お父さんと私は、誰かの創立パーティーの帰りだった。
最初はつまらなかったけど、そこで知り合った男の子と仲良くなることができて
お庭で楽しく遊んでいた。
その男の子は、とてもかっこよくて優しくて
年齢は4つ違いで年上。
小さかった私だけど、一目惚れをした。
そんな気持ちで浮かれていて、お父さんと歩きながらお喋りをしていたときだった。
右車線からいきなり、大きなトラックが走ってきた。
お父さんは私を、左側になるように言っていたのだけれど
私の耳には聞こえていなく…
そのトラックは私を目掛けて走ってきた。
ブレーキをかけることもなく、一瞬で私はトラックに跳ねられた。