もしも、運命の赤い糸がみえたなら
memory6
幸華ちゃんの恋愛
「幸華ちゃん、彼氏いるのかな」
「何気にしてるの?」
「こいつ、幸華のこと、好きらしいよ」
「まじか、がんばれよ」
「石川さん、幸華の彼氏、知ってる?」
翌日の放課後、帰る準備をしていたら、教室の後ろで話していた男子に話しかけられた。
「え?」
話をきちんと聞いてたあたしは聞き返す。
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幸華ちゃんの恋愛