もしも、運命の赤い糸がみえたなら


6人そろって電車に乗って、最初の目的地の公園に着いた。




「ここ、1か所でもよかったんじゃない?」



なんていう幸華。



平田くんは隣に並んで


「たしかに。思ってたより広いね」



と言っている。








いい雰囲気に、見える、気がする。




そんな二人は、公園の外周を歩き始めた。





その二人についていこうと思った時






くいっ






後ろに手を引っ張られた。


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