もしも、運命の赤い糸がみえたなら
結局、あたしと森くんと谷先生はおなじ電車に乗って集合場所に行った。
すでにそこには、何人か生徒がいた。
幸華ちゃんと平田くんはまだだったけど、すでに天野くんと朱里ちゃんは来ていて、ニヤニヤしていた。
集合時間ギリギリになって、幸華ちゃんと平田くんがバスに乗り込む。
点呼をとった谷先生が、ゲームセンターの袋を持っていたことをクラスのみんなが突っ込んだのは言うまでもない。