もしも、運命の赤い糸がみえたなら

「まず、何食べる?」


森くんが後ろを振り返った。


「うち、やきそば食べたい!」


幸華ちゃんが答える。



森くんが周りを見る。誰も反対はしない。


「じゃあ、やきそばの屋台でも探すか」


そう言って、森くんは歩き出した。

それにあたしはついていく。



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