契約の彼女と彼の事情
3話
「そうゆう舞さんはどうしてここへ?1人だよね」
「月1度の贅沢なんです、お金ないから」
「どうしてお金ないの?仕事はしてるんだよね」
「夢があるんです」
といっても、大層な物じゃないですけど・・・と続ける。
「スペインのバロセロナに行きたいんです、
そこで3か月ぐらい暮らしてみたい、
そうなると、仕事も辞めないといけないし、
日本に戻ってから、すぐ仕事見つかるか分からないから」
「目標はいくらなの?」
「とりあえず300万です」
300万と男性が繰り返す。
「じゃさっきの彼女の話だけど、お願いしていいかな?」
「いいですよ」
お酒の入って、少し高揚した気分で気軽に答える。
「契約は月10万で」
「お金なんていいです」
「これは、舞さんの夢に、力になりたいからだよ」
そう言われて、ううんと考える。
「それに、すぐ10万だと足りないと思うようになると思うよ」
そう、いじわるそうに付け加えた。
「月1度の贅沢なんです、お金ないから」
「どうしてお金ないの?仕事はしてるんだよね」
「夢があるんです」
といっても、大層な物じゃないですけど・・・と続ける。
「スペインのバロセロナに行きたいんです、
そこで3か月ぐらい暮らしてみたい、
そうなると、仕事も辞めないといけないし、
日本に戻ってから、すぐ仕事見つかるか分からないから」
「目標はいくらなの?」
「とりあえず300万です」
300万と男性が繰り返す。
「じゃさっきの彼女の話だけど、お願いしていいかな?」
「いいですよ」
お酒の入って、少し高揚した気分で気軽に答える。
「契約は月10万で」
「お金なんていいです」
「これは、舞さんの夢に、力になりたいからだよ」
そう言われて、ううんと考える。
「それに、すぐ10万だと足りないと思うようになると思うよ」
そう、いじわるそうに付け加えた。