doubt
1章
doubt
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【好き】
何回言おうとしても
出てこなかった言葉。
君の顔を見る度高くなる鼓動。
恋だって気づくのは、遅すぎた。
_________
好きな先生がいた。
でも、失恋した。
立ち直れない私をからかうかの様に
いつも隣にいてくれたのは、貴方だった。
貴方は沢山好きと言ってくれたのに、
私はなんて馬鹿なんだろう。
伝えたかった言葉。
君に出来た隠し事。
それを全部さらけ出すことは、
今の私にはできないけど。
でも、これだけは言える。
ーずっと一緒にいて欲しいー
______________
先生(24)
×
中学生(14)
×
先輩(17)
______________
「私は、どうすればいいの…」
「俺の事だけ見れるように
なる病気とか無いのかな。」
「ごめん、気持ちは嬉しいけど…」
やっと付き合った2人。
でも、それを知るのは本人達だけ。
2人で作ったカクシゴト。
お互いの暗黙の了解。
「お願い、お兄ちゃんには言わないで…」
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「先生、好きだよ」
学校では皆に笑顔で振る舞う、
お調子者扱いされていた。
性格がいいとは言われるけど、
誰も女として見てくれない。
中学二年生の夏。
部活を退部したと共にいやいや入らされた塾。
「今日から君の先生になる、鈴木です。」
鈴木雄也(25)
塾の先生
×
森川琉衣(15)
「せんせ、私、先生のことが…」
「お願い、それは言わないで…。」
告白しよう。そう決めた後、
「あれ、琉衣、?」
自然消滅した元彼の涼と再開。
私、…のことが好き。
忘れるなんて、無理だよ…
先生×生徒×元カレ
あいきゅうおくう
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『俺の恋に協力してほしいんだ!』
突然そう言ってきたのは、
同じクラスのあまり喋らない男子。
でも、それを境に私達は一緒にいることが多くなった。
「ちょっと、もう少しシャキッとしなさいよ!」
人気者の彼と女らしくない私。
「俺、明日先生に告白することにしたわ。」
勝負は、負けが確定してた。
「そっか、頑張ってね…」
「貴方は、大事な生徒よ。」
「違ったんだ、いや、最初はそうだったけど、
今は○○のことが…」
行かないで、告白しになんて。
ずっと私と一緒にいてよ…
「好きです、先生…」
「嫌だ、死なないで…!!」
__好きだと気づくには遅すぎて__
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