黒髪乙女の恋愛事情

そんなこんなで自慢のおかっぱに戻すことができ、朝から上機嫌な私も今日で高校3年生

鏡の前で最終チェックをし、家を出た時はまだ2年生の気分だったが、

学校につき、もう一度自前の鏡で最終の最終チェックを終え、新しいクラス発表を聞くために体育館に向かっている今は流石にもう3年生だということを実感させられている。

体育館までの渡り廊下でふと後ろから声がかけられた。

「小鳥遊ちゃ~ん、おはよ~、眠いねぇ、」

「奏先輩おはようございます、いつもギリギリなのに今日は早いんですね⁇」

「そうだよ~、挨拶しないといけないの~、先生に呼ばれたんだ~」

「ご苦労様です、、先生のところ行かなくていいんですか⁇」

「あっいっかないと~‼︎じゃね、また後で、同じクラスなれるといいねぇ」

今会話していたマイペースなそして本当に眠たそうな先輩の名前は奏ふみや先輩

とある事情で留年しているらしい、、
詳しくは知らないが、先生から挨拶を任されるくらいだから、素行などが原因ではないだろう、、多分、、