恋のかけ引きはいつも甘くて切なくて








それから10分くらい
未玖ちゃん家の玄関前で
話をしていた。

話していくうちに、私も
未玖ちゃんと同じ高校に
通うことが分かった。






「明々後日から同じ高校って
考えただけで楽しみだなー♪
ねっ、朝一緒に登校してもいい⁇♪」


「うん‼︎場所とか全然知らないし、
その方が心強いなぁ。」


「やった♪じゃあ、明々後日
朝迎えに行くね♪」


「ありがとう♪
じゃあー、またね。」


「うん♪またね〜♪」






ーガチャッー




未玖ちゃんに手を振って、
玄関のドアを閉める。


引っ越し初日から、
良い友達が出来て少しだけ安心した。




その後、残りの近所にも
挨拶を終わらせて
私は自宅へと戻った。
< 11 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop