【完】『空を翔べないカナリアは』

美優は振り向いた。

すると。

「…」

貴慶の唇が美優のそれと重なった。

急なキスで美優は驚いたが、そのまま美優は貴慶の首に腕を回して受け入れた。

離れた。

「行ってらっしゃい」

「…うん」

美優は機嫌を直したらしい。



< 112 / 275 >

この作品をシェア

pagetop