天神学園の奇妙な案件
「ぽぽちゃん、ぽぽちゃん…」

ルナが蒲公英を、肘でツンツンと突っつく。

「ん?」

「ほら…ティーダ…」

ルナが指した先には、元気のないティーダ。

「蒲公英が、蛮にお弁当作って来たからなの」

すずもヒソヒソと、蒲公英に告げる。

「え、何でっ?私、真久部っちも一緒にお昼食べれるといいなと思って…っ」

「手作り弁当は駄目だよぉ…ぽぽちゃん分かってないなぁ…」

コツンと、蒲公英の頭にお仕置きの軽い拳骨を落とすルナ。

「早目にフォロー入れた方がいいの…ティーダは龍一郎と同じで単純だから。今ならすぐに機嫌治るの」

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