天神学園の奇妙な案件
「……」

それとなく。

蒲公英は自分の弁当を持って、ティーダの隣に座る。

「ティーダっち、箸が進んでなーい」

「ん?ああ…」

「今日のお弁当イマイチ?美味しくない?」

「え、いや、美味いよ。いつも美味い」

「そっかあ、よかった」

蒲公英はよそよそしい態度をとりながら、言う。

「ミートボール、美味しくできたんだよ?ティーダっちには6つ入れといたんだけどなあ…」

「…………え?」

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