天神学園の奇妙な案件

ルカは、話を始める。

…この時代から、未来の話。

とある小惑星国家が、大規模な軍事国家の侵攻を受ける。

数万から数十万という軍隊であり、召喚によって別世界の魔物を喚び出し、尖兵としているのだという。

魔物の召喚に協力したのは、魔道協会。

神秘の秘匿を旨とする彼らだが、『魔道協会が関与したという事実を隠蔽する事』を条件に、軍事国家に与した。

その軍事国家に、幾つかの惑星が連合軍を組織して対抗した。

ミルトゥワより、ティグル・グリフィノー。

ヒノモトより、征悪大将軍（せいあたいしょうぐん）、勅使河原 龍斗。

つまりリュート・グリフィノー。

彼らとその軍は、絶大な力を以って軍事国家の侵攻を阻止し、魔道協会の召喚した魔物諸共退ける。