天神学園の奇妙な案件
だが、そんなサキュバス衣装のすずが、真っ先に向かうのは。

「龍一郎」

廊下で出くわした龍一郎のもと。

「どう?衣装を借りてみたの。似合ってるの?」

「あ、ああ…」

じっと見る見る、すず乳。

「何か感想聞かせてほしいの」

「あ、ああ…何つーか…」

鼻の穴を膨らませる龍一郎。

「大変オパーイです」

他に何か感想ないのか。

すず先生にノーザンライトボム食らわされるぞ?

しかし。

「っ……」

すずは恥ずかしそうに胸元を隠し、頬を赤らめた。

「龍一郎のエッチ…なの」

好きな男ならば、どんな感想でも嬉しい。

それが恋する乙女というもの。

< 243 / 470 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop