天神学園の奇妙な案件
ハロウィンイベント中という事で、校内の何処も生徒達がいる。

どうしても、蒲公英は注目を浴びてしまう。

人目を避けるようにして、2人は校舎の屋上に来ていた。

「…寒くないか?蒲公英」

「うん、大丈夫だよティーダっち」

狼の耳を揺らして頷く蒲公英。

…かわええのう。

しみじみ思うティーダ。

「あー…」

蒲公英がジト目でティーダを睨む。

「ティーダっち、目がエッチいなぁ…胸元とかお腹とか見てたでしょ?」

「え、み、見てねぇよ!」

「男の子は、すぐそういう目で見るんだよねぇ、兄ちゃんの部屋にも、何かエッチい本とかあるもん」

あるんですか。

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