天神学園の奇妙な案件
ティーダっち負けず嫌いなのに、ルナっちやすず先生には頼まないんだ…。

負けるかもしれないのに、そのままタイマントーナメント出ちゃうんだ…。

私が断ったら、他の子には頼まないんだ…。

そんな考えが、頭の中でぐるぐる回る。

「い…いいよ?」

「えっ!」

もんのすっごい超速反応で顔を上げるティーダ。

「マジッ?マジでチューしてくれんのっ?」

「……うん」

「マジでっ?」

「何回も訊くな!やってやんないよっ!」

照れ隠しに怒鳴る蒲公英。

「その代わり一瞬!ティーダっちは目を閉じてる事!2回目はしないかんね!絶対1回だけだから!」

「わ、わかった」

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