天神学園の奇妙な案件
「!?」

爪を受けて傷ついたティーダの腕を取り、捻り上げる!

そして、片手で彼の体を投げ飛ばして床に激突させた!

「ぐう!」

呻くティーダ。

傷ついた腕を摑んだまま、ルナは足を絡めて関節を極める。

完全に動きを封じた。

その上で。

「ホント…つくづく生意気…私の方がお姉さんなのに説教なんて」

流れ落ちる腕の血を見ながら、ルナは恍惚と笑う。

「身の程を知りなさい、幼稚な半人前勇者…」

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