天神学園の奇妙な案件
「!?」

龍一郎とすずが目を見開いた。

何故ティーダの口から、歴史改変などという言葉が。

「…ごめんな、龍一郎」

ティーダは龍一郎に小さく詫びる。

同時に、床に伸びる龍一郎の影から、小さな人影が顔を覗かせる。

闇の精霊シェイド。

闇や影の中に潜む、忍のような存在だ。

「タイマントーナメントが始まる少し前から、シェイドにお前を見張らせてた」

「違うの兄ちゃん!私がティーダっちにお願いしたの!」

蒲公英がティーダを庇うように言う。

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