天神学園の奇妙な案件
「俺この顔でティーダやルナや蛮に会うのかよ!」

「大丈夫なの、いつもの顔なの」

「いつもは落書きなんかされとらんわ!」

「シンナーで擦れば消えるの」

「痛っ!目に!目にシンナー沁みる!」

無茶すんな、すず夫人。

「いやー、騒がしくて落ち着かない朝だねえ、天神に帰って来たって気がするよねえ」

橘夫婦のやり取りを見て、ホッコリする蒲公英。

「ねーねー蒲公英さん」

ベルが蒲公英の手を引っ張る。

「私も、天神学園行ったら、パパの一味みたいな友達出来る?」

まだ初等部にも上がっていないベルは、父や母が羨ましいようだ。

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