天神学園の奇妙な案件
「大丈夫だよぉ、ベルっち」

蒲公英はベルの頭を撫でる。

「ベルっちやリュー君ティグ君ダンっち、それにこれから先に会う友達も…もう楽しい天神学園での生活は保証されてるよ」

「えー、ホントぉっ!」

瞳をキラキラ輝かせるベル。

「うん、本当だよ」

微笑む蒲公英。

「ベルっちは絶対幸せな学園生活送れるよ。その為に」

蒲公英は、シンナーが目に入って痛がる兄を見つめる。

「ベルっちのパパは頑張ったんだから」

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