毒林檎を食べてください。

『瑠奈、お前が使っていた部屋を里奈に譲ってあげなさい。』

私はその言葉に喜んだ。だって、私の使い古しでしょ?
里奈にはそれがお似合いだと思う

「えっ、瑠奈ちゃんの部屋を譲ってもらってもいいの?瑠奈ちゃんの部屋が無くなるんじゃ…」

私の家は大きいから部屋なんていくらでもあるのに
まぁ、里奈は孤児院からだからびんぼーくさくてしょうがないと思うととても優越感にひたれる

『里奈は瑠奈の事をよく考えてくれるんだな。瑠奈のことは考えなくても自由に過ごすといい。』
笑いながら里奈の頭をなでる

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