きみは風のようだった



「だからそら、告白全部断ってたの?」






「えっと…」







「とりえあえず、そらは俺の彼女だから。星志にも譲らない。」






「そら言ってくれればよかったのに…」






「ご、ごめん。」






「じゃあ、そろそろ帰ろうか。暗くなってきたし、二人とも送るよ。」




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