きみは風のようだった



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄





爽桜へ。





この手紙を爽桜が読んでいるってことは、


私はもうこの世にいないね。




爽桜、私爽桜と幼なじみでよかった。


爽桜はこんな体の弱い幼なじみ嫌だったかもしれないけどね(笑)


私ね、爽桜がいつも傍にいてくれて、


心強かったんだ。


こんな私といてくれてありがとう。


私は助けてもらってばっかりで


何も返せてなかった。


ごめんね。




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